夏のレプリカ


S&M シリーズの 7 冊目。

前作「幻惑の死と使途」を読み終わってから大した間も開けずに読み切ることができた。
同時期に起きた事件を扱った物らしいけど、イマイチだった。

犀川先生と萌絵はあまり出てこず、
萌絵の友人の杜萌を中心に話が展開されていって、ずぅっと退屈。
別段変わった事件でもないし。

杜萌の内面に関する記述ばかり。
杜萌が事件に関係している、または犯人としか思えないような感じだったし、実際そうだったけど……
人殺さなアカンような動機には思えんかったけど。赤松って奴もバカやなぁ。

杜萌の兄の素生は死んでなかった。
なんで最後に出てきたんや?
それも頭の悪そうな女を連れて。
あの場面、いるのかな。杜萌を救いたいということ?
じゃ、素生はなんで家からおらんくなったんや?
謎や。

夏のレプリカ (講談社文庫)

夏のレプリカ (講談社文庫)