なぜ数学を学ぶのか

高校の先生が書いた本。
よくあるパターンだけど,
「先生」「できる生徒」「できない生徒」の 3 人の会話で進められる。

前半は易しい問題に対しても「これでもか!」というくらい丁寧に書かれているのに,
後半に進むにつれて,扱う問題が難しくなるのに,説明も簡単になっていく。
書くのに飽きたのか,そういう狙いなのか。

少なくとも,この本を読んで,
作者の云いたい,「なぜ数学を学ぶのか」はわからなかった。

結局,なんだかんだと理由をつけても,
「興味があるかないか」がすべてだと思うのだが。

なぜ数学を学ぶのか (岩波ジュニア新書)

なぜ数学を学ぶのか (岩波ジュニア新書)